貸切バスを利用する時に知っておきたいマナーとは?

貸切バスを使用し、団体で行動するときはそれなりのマナーが必要になります。遠足や就学旅行などは教師というまとめ役がいますが、仲間単位や会社単位だと、まとめ役が不在であったり、まとめ役自体が暴走してしまったりすることがあるなど、子どもや学生の団体よりもマナー違反を犯してしまうことが多いものです。
貸切バスは団体での貸切であり、プライベート空間に近いものとなりますが、あくまでそれは仮の空間であり、完全に私的なものとなっているわけではありません。そのため、マナーは必要になってきます。

貸切バスの中でお酒が配られ、旅館に着く前に勢いをつけるというのはよく見かける光景ですが、貸切バスの中は先に述べたようにあくまで仮の私的な空間です。移動するバスの中は、どんなに敏腕の運転手が最新型のバスを運転しようと、揺れるものです。これはバスそのものが移動しているため、どうしても回避できないものです。そのため普段より酔いが回りやすく、車酔いも重なってしまうことがあります。

旅行への期待など、車内の雰囲気によって飲み過ぎることもあるので、いつも以上に酒量の調整は行うようにしてください。お酒に酔って戻すのも、車酔いで戻すのも変わりありません。連鎖することがありますので、注意をするようにしましょう。

仕事の時には遅刻をしない人であっても、旅行の時には遅れることもあったりします。責任を伴う仕事の場合は気が張っていますが、プライベートに近い旅行となると、気が緩みがちになります。
しかし貸切バスを使って旅行をするとなると、団体行動であるため、一つの遅刻はその後の日程に大きく影響を及ぼしてしまいます。特に途中にお酒が入ったりすると気が緩みがちになってしまいますが、遅刻は厳禁です。

バス内は移動中にはプライベート空間になりますが、先述したように仮のものです。車酔いの場合は仕方のないことで、車酔いをしやすい方は、揺れの少ない座席を選んだり、前もって酔い止めの薬を飲んだりと、事前に準備をしていることがほとんどです。

しかし飲み過ぎは本人の不注意であり、事前に察知するのは難しいことがあります。帰りもまた同じバスを使用するので、酔って戻してしまうなど汚してしまうと、本人にとっても周囲にとってもあまり気分の良いものではありません。
またバス内は借りているものであり、自分たちの持ち物ではありません。過度に汚すとクリーニング代を請求されることもあるのです。

貸切バスの車内はプライベート空間なですが、ドライバーは運転を行っています。運転に集中してもらう意味で、走行中にやたらと話しかけてはいけません。
出発する前、休憩中、到着後などに挨拶を交わすのは、社会人として常識とも言えますが、運転手は無事故は当然として、車内の人に快適に過ごしてもらえるよう、運転を行うことに集中しています。話しかけてしまうとその集中を削ぐことになるので、注意するようにしましょう。